ここやってる?の番外編です(笑)
今日は、商業登記法の記述のお話です。
ここ最近、商業登記法の記述では、組織再編関係や会社のカタチが大きく変わる問題が出題されているのはご存知の通りだと思います。
ちょっと、確認してみます。
H31 吸収合併
H30 会社継続
H29 解散
H28 監査等委員会設置会社+吸収分割
H27 株式交換
H26 組織変更(株式会社→合同会社)
H25 -
H24 特例有限会社移行+吸収合併
H23 管轄外への本店移転
H22 新設分割
H25を除いて、会社の登記記録がガラッと変わる問題が出題されていることが分かります。
ちなみに、H25は、100%減資の出題なので、株主がガラッと変わります(笑)
要するに、10年間、「ガラッと変わる問題」が続いているわけです。
受験生の対策としては、実際に今年、11年目も「ガラッと変わる問題」が出題されるかは別として、
出たときに備えて、準備をしておくことが重要だと思います。
残っている論点としては、
①通常の設立
②新設合併
③株式移転
④組織変更(持分会社→株式会社)
⑤指名委員会等設置会社
このあたり。
大丈夫ですか?ここやってる?
例えば、昨年、吸収合併が出ているからといって、新設合併の確認をサボってませんか?
①新設合併の場合、就任承諾書の印鑑証明書って、必要でしたっけ?
②設立時の代表取締役の選び方は、どうやって選ぶんでしたっけ?
③設立時代表取締役を選んだ書面に印鑑証明書は必要ですか?
④株式会社A(資本金1000万円)と株式会社B(資本金1000万円)が新設合併で株式会社C(資本金3000万円)の立ち上げたら、登録免許税はいくらになりましたっけ?
⑤登録免許税法施行規則第12条第 何??? 項の規定に関する証明書でしたっけ?
⑥登記すべき事項、添付書面欄に、「設立時」って書きましたっけ?
⑦新設合併「契約」書でしたっけ?新設合併「計画書」でしたっけ?
⑧消滅会社の登記事項証明書を会社法人等番号で省略する場合には、どうやって記載したらいいですか?
⑨解散の登記の添付書面ってありましたっけ?
⑩解散の登記の申請書に年月日は書きましたっけ?
サクサク答えられますかね?
そもそも新設合併による設立の登記の申請書は書けますか?
やばい方は、この連休、「ガラッと変わる問題」の確認しておいて下さい。
今、「記述で出題されたらコワいな~」と感じた方は、今すぐ確認すべきだと思います。
以上、久しぶりに「ここやってる?」の番外編でした(笑)


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最終更新日 : 2020-07-23