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2020-05-19 (Tue) 07:22

(新企画)ここやってる?~令和2年度出題予想(1)~(民法)総則

【前提の注意事項】~最初にお読み下さい。
①この出題予想は、僕が担当している中上級講座でお伝えしている出題予想論点の簡易版です。
②記事の一部には、受講生さんにしか伝わらない内容が含まれています。お含み置きください。
③あくまで僕の個人的な分析です。本試験での出題を保証するものではありません。モチベーションアップの目的のために”のみ”ご利用ください(笑)

●中上級講座の受講生さんの方へ
講義の中でお伝えしている出題予想で、◎、〇、△、×等のランクをつけています。△が合否を分けると思って、×以外の部分を中心にシッカリ準備をして行きましょう!

●ブログにご訪問いただいた受験生の方へ
僕が択一式対策講座【実践編】でお伝えしている出題予想論点のごくごく一部のご紹介になります。これで全てではありません。参考程度に確認してもらえたらと思います。

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こんにちは。新企画!令和2年度の本試験予想論点です。

今日は1発目の「民法の総則」から行ってみましょう!

【過去のリンク】
・(まだありません)


【平成28年度出題からのサイクル予想】
司法書士試験は、4年サイクルに要注意です!受験生時代のブログにも参考になる記事があります。

まずは、平成28年の出題を確認してみましょう!

(平成28年度の出題 民法総則)
不在者・無権代理・消滅時効

以上が平成28年の出題論点です。ここから令和2年度の出題予想を始めます。

「無権代理」は、4年サイクルから、令和2年度の本命でしょう。グリグリの◎(本命)です。

僕は馬券師です。◎(本命)、〇(対抗)、▲(単穴)、△(連下)、☆あたりの生活上欠かせない基本的な競馬用語は、各自でご確認下さい(笑)

ちなみに、「サイクル」という言葉を使いますが、本当は、「サイン」という言葉を使いたいのですが、受講生さんが混乱すると思うので、ここは、しぶしぶサイクルという言葉で進めます。

有権代理も気になるところですが、「H22→H26→H30」のきれいな4年サイクルで来ているので、ここは、無権代理の方の4年サイクルを素直に信じたいところですね。

「消滅時効」も、その起算点を中心に◎ですね。

時効と言えば、「時効の完成猶予・更新」や「時効の援用権者」の論点もあります。特に、時効の完成猶予・更新は、改正が絡んでいるので、気になるところですが、H30に(旧)時効の中断が出題、援用権者はH29に出題されているので、ちょっと割引が必要です。

ということで、時効の援用権者は△、時効の完成猶予・更新は▲と予想してみます。


【その他の気になる出題サイクル予想】
僕の受講生さんは、他にも◎が4つほどあると思います。いずれも出題が予想されるとこですから、しっかりと確認しておいて下さい。反対に×が4つあると思います。やらなくていいと思います。

そんなに量が多いところではないですから、×以外はしっかりと準備しておいて下さい。ただし、4つめの×は物権での出題に注意です。その範囲で知識は確認おいて下さい。

軸がある部分は、しっかりと軸を固めておいて下さい。例えば、「無権代理と相続」であれば、「あの平成10年の判例が軸になるよな~」って感じで準備をしておいて下さい(主に理論編の講義でお伝えしています)。


【改正の影響・今後の改正からの出題予想】
債権法の改正と一緒に改正されている部分があります。以下、主な点を挙げておきます。チェックボックスにチェックしながら漏れがないか、確認しておいて下さい。

確認しておきたい主な改正チェックポイント
(民法の総則の範囲)
□意思能力
□保佐人の同意を要する行為
□心裡留保
□錯誤
□詐欺・強迫
□意思表示の受領能力
□代理人の行為能力
□代理権の濫用
□自己契約・双方代理
□利益相反行為
□表見代理の重畳適用
□無権代理人の責任追及
□取消権者
□取消しの効果
□追認
□条件の成就
□時効の援用権者
□時効の完成猶予・更新(協議を行う旨の合意、天災等の完成猶予も含む)
□消滅時効の期間(人生命又は身体の侵害による損害賠償請求権も含む)

以下は、民事執行法の改正と時効の完成猶予・更新が両方影響しています。
□財産開示手続
□情報取得手続

【確認しておきたい未出判例・新判例・先例等からの出題予想】
未出の知識は択一解法の軸にしてはいけません。あくまで保険です。取り扱い注意です!

無権代理関係の未出の判例は残りわずかです。テキストで確認しておきましょう。

また、時効の完成猶予・更新部分の大穴だと、新154条(旧155条)に関係する判例がわんさか未出で残っています、まるまる1問での出題に耐えれるだけの判例数があるので、余裕があればテキストで確認しておきましょう。


【馬券師まらやのまとめ】
法律行為も時効も改正の影響が多い部分です。

僕としては、改正が影響していない範囲となる「虚偽表示」や「取得時効」あたりで肩透かしの出題があっても面白いと思います。改正に注目しすぎて、改正の影響がない部分で失点しないように気を付けて下さい。

総則部分の出題のサイクルは安定しているので、必ず総則3問は死守しましょう!必ず、点数がとれますよ!大丈夫!

こんな感じであれば、僕の受講生さんを贔屓しつつ、ブログの訪問者の方にも意味があって、かつ、モチベーションアップにもつながると思うのですが、どうでしょうか?

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最終更新日 : 2020-06-10