「令和3年度本試験 カウントダウン!ごった煮記事」です。
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今日は、「出題予想」をしてみましょう。
(注)僕の予想は、競馬の予想風になっています。
今日は、民事執行法の予想です。
まずは、4年サイクル重視で、平成29年度の出走実績です。
平成29年出走馬
・間接強制
そして、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法の場合には、
出題サイクルに、サイクルには出てこない「平成15年改正事項」、「平成16年改正事項」が加味されていくわけですが、
民事執行法の場合には、さらに、「令和元年改正事項」の確認も必要です。
平成16年改正事項で、まだ出ていない「少額訴訟債権執行」も気になるところですが、
ここは、令和元年改正事項に軸にしたいところ。
令和元年改正事項
・第三者からの情報取得手続
・不動産競売における暴力団員の買受け防止
・子の引渡しの強制執行
・差押禁止債権をめぐる規律の見直し
・債権執行事件の終了をめぐる規律の見直し
さらに、民法と同じように、法務省のパンフも確認しつつ(笑)
さらに、さらに、法務省の動画もチェックした結果(笑)
以上を、政教分離バリに総合的に判断した結果、
本命は、「民事執行に関する総論問題」(笑)
おいっ!って感じですが、
直近の流れをみると、民事執行法の総合問題が、「H31→R2」と連続しているので、
民事執行に関する総合問題が、上り馬。
特筆すべきは、いずれも「対話形式」であること。
対抗馬は、素直に、不服申立ての制度。
「執行抗告・執行異議・請求異議」です。
民事執行法は、あれだけ長い間、裁判をしてきた後の手続きなので、
止まらないのが基本。
なので、止まらない手続きへの不服申し立ては、超重要な位置づけになります。
H27→H31の4年サイクルで突っ込んできた「債務名義号」は、ガミってる感じがします。
(注)「ガミる」とは、「トリガミ」または「ガミ」のこと。馬券が当たっても配当でソンすること。ここでは、コスパが悪い場合に使っています。
(注)馬の名前には「号」をつけます。
次に、単穴の検討。
不動産執行、動産執行、債権執行って枠組みで考えると、
不動産執行が、「H11→H13→H15→H19→H22→H23→H25」
動産執行が、「H13→H15」
債権執行が、「H12→H18→H24→H28」
こんな状況。
動産執行は、いずれも「H13→H15」で比較問題としての出題なので、
単発はないと考えて、ケン。
となると、しばらく来ていない「不動産執行」も不気味だし、
令和元年の改正もからむ、「債権執行」も気になるところ。
でも、僕のおススメ単穴馬券は、1周回って「間接強制号」(笑)
やっぱ、H29からの4年出走サイクルと、令和元年改正のミックスは魅力。
子の引渡しを絡めた「間接強制」
単穴と呼ぶにふさわしいお馬さんです。
問題は、出題内容のポイント。ここは、法務省のパンフで狙い撃ち(笑)

うんうん。
一定の要件があれば、間接強制しなくてもOKってトコロと、
債務者がいなくもいいことになりました。だって、居留守を使われたら困りますからね。
出題されたら、このあたりの知識から攻めたいところです。
ということで、まとめてみましょう。
民事執行法の出題予想
◎(本命)民事執行法の全般問題
○(対抗)執行抗告・執行異議・請求異議
▲(単穴)間接強制・子の引渡しの強制執行
△(連下)債権執行
△(連下)不動産執行
でも、無難に「民事執行法に関する~次のア~オまでの~」みたいな問題で落ち着くんだろうな(笑)
令和3年度本試験まで
残り 41日
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最終更新日 : 2021-06-16