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2021-05-24 (Mon) 16:48

令和3年度本試験 カウントダウン!ごった煮記事(その10)

「令和3年度本試験 カウントダウン!ごった煮記事」です。



今日は、「出題予想」をしてみましょう。
(注)僕の予想は、競馬の予想風になっています。


今日は、民事執行法の予想です。

まずは、4年サイクル重視で、平成29年度の出走実績です。

平成29年出走馬

・間接強制

そして、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法の場合には、

出題サイクルに、サイクルには出てこない「平成15年改正事項」、「平成16年改正事項」が加味されていくわけですが、

民事執行法の場合には、さらに、「令和元年改正事項」の確認も必要です。

平成16年改正事項で、まだ出ていない「少額訴訟債権執行」も気になるところですが、

ここは、令和元年改正事項に軸にしたいところ。

令和元年改正事項

・第三者からの情報取得手続
・不動産競売における暴力団員の買受け防止
・子の引渡しの強制執行
・差押禁止債権をめぐる規律の見直し
・債権執行事件の終了をめぐる規律の見直し


さらに、民法と同じように、法務省のパンフも確認しつつ(笑)


さらに、さらに、法務省の動画もチェックした結果(笑)




以上を、政教分離バリに総合的に判断した結果、

本命は、「民事執行に関する総論問題」(笑)

おいっ!って感じですが、

直近の流れをみると、民事執行法の総合問題が、「H31→R2」と連続しているので、

民事執行に関する総合問題が、上り馬。

特筆すべきは、いずれも「対話形式」であること。

対抗馬は、素直に、不服申立ての制度。

「執行抗告・執行異議・請求異議」です。

民事執行法は、あれだけ長い間、裁判をしてきた後の手続きなので、

止まらないのが基本。

なので、止まらない手続きへの不服申し立ては、超重要な位置づけになります。

H27→H31の4年サイクルで突っ込んできた「債務名義号」は、ガミってる感じがします。
(注)「ガミる」とは、「トリガミ」または「ガミ」のこと。馬券が当たっても配当でソンすること。ここでは、コスパが悪い場合に使っています。
(注)馬の名前には「号」をつけます。

次に、単穴の検討。

不動産執行、動産執行、債権執行って枠組みで考えると、

不動産執行が、「H11→H13→H15→H19→H22→H23→H25」

動産執行が、「H13→H15

債権執行が、「H12→H18→H24→H28」

こんな状況。

動産執行は、いずれも「H13→H15」で比較問題としての出題なので、

単発はないと考えて、ケン。

となると、しばらく来ていない「不動産執行」も不気味だし、

令和元年の改正もからむ、「債権執行」も気になるところ。

でも、僕のおススメ単穴馬券は、1周回って「間接強制号」(笑)

やっぱ、H29からの4年出走サイクルと、令和元年改正のミックスは魅力。

子の引渡しを絡めた「間接強制」

単穴と呼ぶにふさわしいお馬さんです。

問題は、出題内容のポイント。ここは、法務省のパンフで狙い撃ち(笑)

間接強制改正

うんうん。

一定の要件があれば、間接強制しなくてもOKってトコロと、

債務者がいなくもいいことになりました。だって、居留守を使われたら困りますからね。

出題されたら、このあたりの知識から攻めたいところです。

ということで、まとめてみましょう。


民事執行法の出題予想

◎(本命)民事執行法の全般問題
○(対抗)執行抗告・執行異議・請求異議
▲(単穴)間接強制・子の引渡しの強制執行
△(連下)債権執行
△(連下)不動産執行


でも、無難に「民事執行法に関する~次のア~オまでの~」みたいな問題で落ち着くんだろうな(笑)



令和3年度本試験まで
残り 41



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最終更新日 : 2021-06-16