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2021-06-24 (Thu) 12:44

令和3年度本試験 カウントダウン!ごった煮記事(その36)

「令和3年度本試験 カウントダウン!ごった煮記事」です。



今日は、宝塚記念も近いので、「出題予想」をしてみましょう(笑)
(注)僕の予想は、競馬の予想風になっています。


本日は、供託法の予想です。

まずは、4年サイクル重視で、平成29年度の出走実績です。

平成29年出走馬

・供託物の払渡請求
・執行供託
・供託に関する書類の閲覧または供託に関する事項の説明


上の2つは、令和3年で、ワンツーフィニッシュで連対しそうな感じ…。

3着争いに注目して、今年は、3連単馬券が妙味。

ということで、ちょっと、出走登録馬の取捨をして行きましょう。

おっと…その前に…

供託法の予想の場合には、お約束事があります。

それは、

お約束事 その❶ 弁済供託は毎年手を抜かぬコト!

お約束事 その❷ 先例・供託規則の改正は、ソッコー出ると思うべし!

お約束事 その❸ 昔に存在した規定が今もあるように出題される問題に気をつけるべし!


そう!これが、供託法の3つのお約束事(笑)

今回はまず、この「お約束事」から、「その❷」の部分の確認をしてみましょう。

つまり、改正されているのに、まだ出ていない部分です。

ちゃんと、フォローできているか、チェックして下さいね。

まずは、平成27年10月13日施行の改正、供託規則23条の2第1項です。

ほら、供託振替国債の場合に、その償還期限の3日前を経過してたら、その払渡しを請求することができない…ってやつ。

昔は、8日前でしたが、3日前に改正されました。

次は、平成29年3月13日施行の供託規則26条3項2号の改正。

託金の払渡請求において印鑑証明書の添付を省略する場合の本人確認資料の提示及びその写しの添付の改正です。

この部分はよく出ている部分なので、「提示し、かつ、その写しの添付」の内容を確認しておきましょう。

また、先例(平成29.3.13民商37号)で、本人確認資料のコピーに「原本に相違がない旨」はイラナイとか、供託所でコピーしてもいいよ、って話もあるので、要チェックです。

さらに、令和元年10月1日施行の供託規則33条1項の改正。

供託金利息の利率が 年0.0012%って、微々たる利息ですね(笑)

で、ラストは、令和2年4月1日施行の民法(債権関係)の改正関係に絡む部分です。

譲渡制限の意思表示がされた債権の債務者の供託の話です。しっかりと確認しておきましょう。


以上が、未出で残っている重要な改正部分なので、テキスト等で内容を見ておいて下さい。


では、「宝塚記念」の予想…もとい…「供託法」の予想に戻りましょう。

まず、昨年(令和2年)は、オンラインによる供託の手続きが出題されていました。

オンラインは、「H28→R2」でキレイな4年サイクルで来てくれたので、放牧に出したいところ。

同時に、受け入れの手続きだったので、「H12→H18→H21→H28(オンライン)→H30→R2(オンライン)」で受け入れ手続きも、ケン。

となると、受け入れ手続きではなく、払渡しの手続きが軸です。

払渡しのサイクルは、

H12→H14→H15→H18→H20→H24→H26→H27→H29→H31

てな感じなので、機は熟した感じ。

連戦でも走れる馬なので、1年間隔が空いた今年は勝負でしょう。

令和2年は、他にも、弁済供託と、担保保証供託が出ていたのですが、こちらも、消す馬になるか、検討しておきましょう。

まず、弁済供託のサイクル。

H25 弁済供託に関する~
H26 債権者不確知を原因とする弁済供託
H27 出題なし
H28 弁済供託に関する~
H29 出題なし
H30 弁済供託に関する~
H31 出題なし
R 2 弁済供託に関する~


直近のレースでは、出走と、休養を繰り返しています(笑)

今年は、休養の年(笑)

どうしよう…。お約束事❶が守れそうにない…(笑)

では、担保保証供託のサイクルはどうでしょうか?

H15 担保(保証)供
H16 担保(保証)供
H19 民事保全法の保全命令に係る担保供託
H20 担保(保証)供
H22 担保(保証)供託
H25 営業保証供託
H30 担保(保証)供託
R 2 担保(保証)供託

意外と2年連続があることに気づきます。

1戦叩いて、勝負ができるお馬さんです。カンタンに切るのはもったいない感じがします。

連戦で強いお馬さんと言えば…

やっぱ、執行供託です。

H12→H16→H18→H21・22・23・24→H26→H29→H31

H21・22・23・24」と4連戦の実績があります。

こちらも、休み明けの今年、勝ち負けができるお馬さんです。

他に、伏兵的な存在は、供託物払渡請求の消滅時効。

「H17→H23→H27」と、前回は4年サイクルで出馬したものの、ここ最近、休養が続いています。

4年前の勝ち馬「書類の閲覧」も、「H10→H29」とパッとせず。

他の登録馬を見ても、夏の上り馬的な存在は見当たりません。

供託の管轄「H2(供託物又は供託所)→H3→H8→H28」

供託の当事者「H4→H10→H13→H27」

供託の目的物「H2(供託物又は供託所)→H23」

意外と、順当に収まりそうな予感。

ということで、まとめましょう。

僕の買い目は、ズバリ!


供託法の出題予想

◎(本命)供託物の払渡手続
○(対抗)執行供託・供託物払渡請求の消滅時効
▲(単穴)担保保証供託
△(連下)弁済供託


めっちゃ、フツーの結論でした(笑)

上位3頭(◎○○)、あるいは、(◎○△)あたりで決まりそう…。


令和3年度本試験まで
残り 10



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最終更新日 : 2021-06-24