続 まらやの司法書士合格ブログ~宅建ネタも

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2024-03-01 (Fri) 10:30

おかしな役員変更~問題の所在編

さて、前回の「おかしな役員変更~問題編」の問題の所在編です。

問題の所在編!?解答編じゃないの?って感じですね(笑)

実は僕が解答が分かってないので、みなさんも一緒に解答を考えて下さい。

みなさんは、違和感に気づきましたか?

僕は登記官に指摘されるまで、何も気づいてないというか、考えてもいないことでした(笑)

では、問題の所在編を確認してみましょう。択一風に…(笑)

第1問 次の対話は、おかしな役員変更に関する登記官と司法書士との対話である。登記官の質問に対する司法書士の解答のうち、司法書士が焦っているものは、いくつあるか。

登記官: 代表取締役が死んだんだよね?この臨時株主総会って、誰が招集したの?
司法書士:ア いやいや…。そもそも臨時株主総会なんか、議事録作っただけで、開催してないし…(汗)
登記官: 代表取締役が死んでると、株主総会が開けないことは、ない?誰が、集めたの?
司法書士:イ 会社法296条3項に、「株主総会は、取締役が招集する。」ってあるので、他の取締役が集めたんじゃないですかね?ホントは、開催してないけど…(汗)
登記官: 取締役会があるから、代表取締役が株主総会を招集するんじゃないの?
司法書士:ウ えっ、そうなんですか…?各取締役って授業で習ったような…(汗)
登記官: この判例(最判昭45年8月20日)、知ってる?読んでみて。
 取締役会の決議を経ることなく、代表取締役以外の取締役によって招集された株主総会は法律上の意義における株主総会とはいえず、そこで決議がなされたとしても、株主総会の決議があっったものと解することはできない。
司法書士:エ どういゆうことですか、これ…(汗)
登記官: 株主総会はね、代表取締役が取締役会の決議に基づいて招集するってことだよ。で、この臨時株主総会は誰が招集したの?代表取締役がいないタイミングで開催しているよね。
司法書士:オ ………(心の中で、僕が勝手に招集しました)(汗)

[解答] 全部焦っている。

さて、判例のリンク先は、こちらです。


まぁ、この場合は、先に取締役会で代表取締役Bを決めて、その代表取締役Bが株主総会を招集したんだ!って時間的な先後レベルで終わるんですが、

問題は、取締役が1人しかいない場合の話です。

実際の事案はこれでした。

【問題編 実際の事実関係】
Aの相続人Bがみなさんの事務所を訪れました。役員の抜粋は下記の通り。いずれも任期中とします。

取締役 A
代表取締役 A
非取締役会設置会社

さぁ、誰が株主総会を招集します?(笑)

判例は取締役会設置会社ですが、今回は非設置会社。

他の取締役もいない状態。

果たして、その後、どうなったのか!?

そして、解答編はあるのか!?(笑)

※一応、実話に基づいているので書いておきますが、意地悪な登記官さんではないです(笑)
いつも、いろいろと教えてくれて、お話ししていると、本当に勉強になる登記官さんです。


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最終更新日 : 2024-03-01